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戦国武将はタバコを吸っていたのか?
こんにちは、歴史大好きtakaです。
今回は戦国時代にタバコは伝来していたのか?武将はタバコを吸っていたのか?について書いていこうと思います。
それでは行ってみよう。
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タバコの伝来
タバコは、1543年の鉄砲の伝来とともにポルトガル人によって伝えられた説と1582年の本能寺の変の前後の説があります。
慶長(1596~1615)の初期にはたばこの栽培は指宿・出水または長崎付近で行われており、その後次第に各地へと栽培が広がっていきます。
それと共に喫煙習慣も各地に伝播していった。
この時、(きざみ)タバコは「薬」として売り込まれていました。
昔から薬付きの日本人はすぐに飛びつきあっという間に全国へ広まったと見られる。
戦国武将の間でももちろん広まりました。
タバコ好きな伊達政宗
戦国武将の中で独眼竜で知られる伊達政宗は、大のタバコ好きでした
毎日朝起きてすぐ、昼、就寝前と三服 〜 五服していたという。
政宗の墓所からは、立派な梨地煙管箱に入った煙管二本と、竹製の掃除具が発見されている。
当時のタバコは、刻みタバコで、それをキセルに詰め、火をつけて吸っていた。
また、政宗愛用のきキセルは、長さが69.0センチと63.7センチもあり、のちのキセルと比べるとかなり長い。
日本に伝来した頃はこの長さが主流であった。
最も薬と思ってふかすうちに悶絶して急死する者もいたようで度々タバコ禁止令が出されている。
それでも、タバコを吸う人は減らず、秀吉の時代に「効かぬもの、タバコの法度、銭はっと(法度)、玉のみこゑ(御声)に、けんたくのいしゃ(いしゃ)」と落首(落書き)がされたほどだった。
参考
ここが一番おもしろい!戦国時代の舞台裏