views : 1465
岡本禅哲(おかもとぜんてつ)とは?梅を愛した佐竹家の外交僧【僧侶】

こんにちは、歴史大好きtakaです。
今回紹介するのは、佐竹氏の家臣である岡本禅哲(おかもとぜんてつ)です。又太郎とも。別に梅江斎・竹閑斎・慕叟庵と号す。
一体何をしたのでしょうね?
さっそく行ってみよう。
目次[非表示]
岡本禅哲の一生
岡本禅哲は、常陸国の戦国大名である佐竹氏の家臣で岡本曾端(曾瑞)の子として生まれます。
生年は不明ですがゲーム信長の野望では1524年と設定されています。
岡本氏は元々岩城氏の家臣であったが、禅哲の祖父の代から佐竹氏に仕えます。
禅哲は佐竹義篤・佐竹義昭・佐竹義重の三代に仕え、佐竹氏の最盛期を側近として支えました。
娘を佐竹氏一族に嫁がせていたので、佐竹家内で一門衆に準じて扱われた。
父の曾端と同様に佐竹氏の外交面で活躍し、あるときは主君に代わって公的文書を発給したとまでいわれている。
僧侶というだけあって教養があり和歌の達人でもあったので、室町幕府十五代将軍の足利義昭や細川幽斎とも交流があった。

戦国時代に活躍した僧侶ランキングTOP5
大の梅好きな岡本禅哲
岡本禅哲は、常陸太田に在住していた頃から梅花を愛しており、家に梅を数十株植樹したり、梅香斎を号していたりしていました。
佐竹氏が水戸に入ると禅哲もここに移り、水戸でも梅を植樹し「梅香」という町名が今も残っています。
信長の野望での岡本禅哲
ゲーム信長の野望での岡本禅哲のパラメーターを見てみましょう。
統率 26 (2154 位)
武勇 27 (2149 位)
知略 65 (643 位)
内政 80 (122 位)
外政 88 (40 位)
合計 286 (882 位)
2200人中の順位です。
僧侶だけあって、統率・武勇などの合戦に活きるパラメーターは低いですが、政治関係のパラメーターは非常に高く設定され実際の人物をまさに体現しています。
歴代の信長の野望に登場し、アイコンも特徴的なので、印象に残りやすいキャラですね。
まとめ
いかがでしたか?
佐竹氏の外交僧である岡本禅哲。
室町将軍とも交流があり、佐竹家で一門に次ぐ扱いを受けていました。
それでは、今後も戦国時代の記事をアップしていきますのでよろしくお願いいたします。