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神森出雲(こうのもりいずも)とは?白米を水の代わりに演出!?【マイナー武将列伝】
こんにちは、歴史大好きtakaです。
今回は本山家臣の神森出雲(こうのもりいずも)について書いていこうと思います。
白米伝説を作った男です。一体何をしたのでしょうかね?
さっそく行ってみよう。
目次[非表示]
神森出雲の生まれ
神森出雲(姓は鴻森・高森・河野森とも)は、土佐(高知県)の戦国武将で本山氏の家臣でした。
誕生年は不明ですが、1511年とゲーム信長の野望では設定されています。
当時土佐は土佐七雄といい、安芸、山田、長宗我部、本山、吉良、大平、津野の7つの家が分割して統治していました。
その土佐七雄のうちの一つの本山氏の家臣だったということですね。
(自称)伊予河野氏の一族で、土佐神森城主でした。
白米伝説
この神森城は土佐朝倉城の北を固める要所だったため、1561年頃、長宗我部元親の命を受けた福留儀重・中島親吉らに攻撃されます。
天然の要害を頼み粘り強い抵抗を続けたが水路を断たれ苦しみます。
白米で馬を洗い、水の豊富さを演出するという逸話が残っています。
遠くから見たら液体に見えることもないか。
これを見た福留らは撤退するも、その後長宗我部軍の数人が残り、密かに城の北側から登り火を放つ。
城兵は錯乱し、落城し神森出雲は自刃しました。
妻は脱出の際に谷に落ち、死没。
後にその霊を慰めるため祠が建てられた。
死後怨霊の祟りにより、盆踊りの夜、山上に怪火があがるという伝説が残っています。
信長の野望での神森出雲
ゲーム信長の野望での神森出雲のパラメーターを見てみましょう。
統率 75 (216 位)
武勇 53 (1189 位)
知略 75 (252 位)
内政 48 (1426 位)
外政 61 (734 位)
合計 312 (536 位)
2200人中の順位です。
白米で水の豊富さを演出した機転から知略が高く設定されているのでしょうか?
統率が結構高いのが謎です。
まとめ
いかがでした?
固定観念にとらわれず、危機を脱する思考力は今も昔も大事ですね。
神森出雲さんはその後落城し自刃してしまったので残念でした。
それでは、今後もマイナー武将列伝の記事をアップしていきますのでよろしくお願いいたします。