views : 2044
原種良（はらたねよし）は何をした人？もともとは大友家の人質！【黒田二十四騎】
こんにちは、歴史大好きtakaです。
今回紹介するのは黒田二十四騎のうちの一人、原種良（はらたねよし）です。
一体何をした人なんでしょうね。
それでは見ていきましょう！
目次[非表示]
黒田二十四騎
原種良は黒田二十四騎です。
黒田二十四騎（くろたにじゅうよんき）とは、賤ヶ岳の七本槍に倣い、黒田長政の家臣の中から24人の精鋭を選出した呼称です。
- 黒田兵庫助利高 : 黒田孝高の実弟・黒田職隆の次男 黒田八虎の一人
- 黒田修理亮利則 : 黒田孝高の異母弟・黒田職隆の三男 黒田八虎の一人
- 黒田図書助直之 : 黒田孝高の異母弟・黒田職隆の四男 黒田八虎の一人
- 黒田三左衛門一成 : 黒田孝高の養子 黒田八虎の一人
- 栗山善助利安 : 黒田八虎の一人
- 井上九郎右衛門之房 : 黒田八虎の一人
- 母里太兵衛友信 : 黒田八虎の一人
- 後藤又兵衛基次 : 黒田八虎の一人
- 毛屋主水武久
- 吉田六郎太夫長利 : 黒田孝高の乳兄弟
- 村田兵助吉次
- 三宅山太夫家義
- 益田与助正親
- 堀平右衛門定則
- 久野四兵衛重勝
- 原弥左衛門種良
- 林太郎右衛門直利
- 野村太郎兵衛祐勝 : 母里友信の異母弟
- 野口藤九郎一成
- 竹森新右衛門次貞
- 桐山孫兵衛信行
- 衣笠久左衛門景延
- 菅六之助正利
- 小河伝右衛門信章
人質として出される
通称は弥左衛門（やざえもん）。
子に種盛、与六がいる。
1557年に生まれる。筑前国（福岡県）原田氏の一族で、父は大友宗麟の家臣・宝珠山隆信。
福岡県と大分県の境に宝珠山という山があります。
著者は、福岡県に宝珠山（ほしゅざん）という名字の友達がいました。この地名から来ているのでしょうね。
子供時代は不明で、天正14年（1586年 原種良が29歳の頃）、豊臣秀吉の九州平定の際、黒田孝高に人質として出され、案内役となります。
翌天正15年（1587年 原種良が30歳の頃）、黒田家の家臣となりました。
その際、姓の読みが長いとして「原」姓に改めます。
黒田家での活躍
同年の城井谷攻めでは、神楽山城の防衛や雁股ヶ岳城の攻撃に当たります。
その後文禄・慶長の役に従軍。
関ヶ原の戦いでは黒田如水に従い西軍熊谷直盛の安岐城の戦いで功を上げ、200石の加増を約束されました。
慶長7年（1602年 原種良が45歳の頃）、筑前国鞍手郡で2,000石を拝領。
慶長14年（1609年 原種良が52歳の頃）、福岡城代となる。
慶長16年（1611年 原種良が54歳の頃）、領地を夜須郡・下座郡に移される。
慶長20年（1615年 原種良が58歳の頃）1月より大坂城外堀の埋め立てに参加。
元和6年（1620年 原種良が63歳の頃）、黒田長政に野村祐直・野口一吉と共に遠賀郡堀川の開削工事を命じられ、翌年より工事に当たるが、長政の死去により中止となる。
寛永10年（1633年 原種良が76歳の頃）の黒田騒動後、栗山利章に代わって左右良城（麻底良城）の押さえを任され、伊予守を称した。
寛永16年（1639年 原種良が82歳の頃）に隠居し、孫の種常に家督を譲り、樹中庵と号する。
同年10月26日、83歳で死去。墓所は福岡市博多区の順心寺。
里村昌琢に師事し連歌をたしなみ、寡黙で実直な人物であったようです。
まとめ
もともと大友家の家臣だったんですが、人質と出され、滅びゆく大友より秀吉側についています。
関ヶ原では黒田如水に従い（なんちゃって）東軍として参戦し、活躍したんですね。
それでは、今後もマイナー武将列伝をアップしていくのでよろしくお願いします！
