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  • ● 1546年 北条氏康が上杉憲政、上杉朝定らを破る
  • ● 1555年 織田信長が織田信友を討ち清洲城を奪取、以後の居城とする
  • ● 1556年 斉藤道三が対立していた息子・義龍に敗れ討死
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神吉頼定

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出羽の大名で家臣に暗殺された小野寺稙道(おのでらたねみち)とは?【マイナー武将列伝】

出羽の大名で家臣に暗殺された小野寺稙道(おのでらたねみち)とは?【マイナー武将列伝】

こんにちは、歴史大好きtakaです。

今回紹介するのは、小野寺家12代当主である小野寺稙道(おのでらたねみち)です。史料によっては輝道とも。

一体何をしたのでしょうね?

さっそく行ってみよう。

小野寺稙道は小野寺家12代当主。泰道の嫡男。はじめ上洛して将軍家に仕えたが、父の死により帰国、家督を継いだ。のちに権力闘争に巻き込まれ、家臣らに殺害された。

目次[非表示]

小野寺稙道の一生

長享元年(1487年)、出羽国(山形県と秋田県)の大名である小野寺泰道の嫡男として誕生。
幼名は竜保丸で、当初は義尹を名乗った。

生年については父・泰道の没年が1477年ごろのため諸説ある。

従五位下に叙任されます。
従五位よりも上位になると貴族とみなされ、天皇の日常生活の場である清涼殿に上がることができるので、立派な官職についていたということです。

はじめ、上洛して室町幕府足利将軍家に仕え、永正14年(1517年)頃に第10代将軍・足利義稙から偏諱を賜って稙道と名乗る。

続いて足利義晴に仕えるも、父の泰道が死去したために帰国して家督を継ぎ小野寺氏の第12代当主となった。

T-fileの管理人Takataka

父が国内の政治を行い、子の稙道が中央政権で勉強させ人脈も広げさせていたが、父が亡くなり自国に帰らないといけなくなったのですね。

出羽国の横手盆地を中心として勢力を拡大していきます。

湯沢城を拠点に、稲庭・川連・三梨・東福寺・西馬音内・山田・田代・高寺など雄勝郡内の各郷に一族を惣領制的に置き、稲庭城主に嗣子を送りこむなど当主の立場を強化した。

そして、「山北屋形」ないし「京都扶持衆」の立場で山北三郡・由利郡内の国人たちに対しては使節遵行を行使して、さらに平鹿郡沼館城を足場として南は村山郡鮭延城(現在の最上郡真室川町)から北は雄物川下流の豊島郡(現在の河辺郡)までを配下に加えた。

出羽の有力豪族の六郷・本堂・戸沢らに自らの偏諱をあたえて関係を深め、さらに横手城に本拠をうつそうとした。

天文15年5月27日(1546年6月25日)、金沢八幡の別当である金乗坊と横手城主・大和田光盛ら家臣団の権力闘争に巻き込まれ、家臣により湯沢城に追い詰められて暗殺された(平城の乱)。

跡は四男の輝道(景道)が継いだ。

信長の野望での小野寺稙道

ゲーム信長の野望での小野寺稙道のパラメーターを見てみましょう。

統率 58 (898 位)
武勇 52 (1243 位)
知略 57 (1091 位)
内政 72 (300 位)
外政 65 (550 位)
合計 304 (635 位)

2200人中の順位です。

従五位下の官位をもらっていただけあり、政治方面のパラメーターが高いですね。

まとめ

いかがでしたか?

小野寺稙道は10代将軍・足利義稙から偏諱を賜り、後を継いだ輝道も第13代将軍・足利義輝から偏諱を賜っているので、出羽では最有力の大名としての地位があったのですが、家臣団の権力争いに巻き込まれ暗殺されてしまいました。

戦国乱世の中で家臣に討たれるようではそこまでということです。

それでは、今後もマイナー武将列伝の記事をアップしていきますのでよろしくお願いいたします。

参照
小野寺稙道
どのくらい偉いの?従五位、正一位…武将がもらう「官位」の種類が多すぎるので解説

記事に登場する武将

信長の野望 徹底攻略の管理人 taka

taka

信長の野望シリーズを「革新」の頃の2005年からプレイ。大河ドラマや歴史小説を読みまくる。明治維新・元寇も好きだが戦国時代が一番好き。
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名称 読み方 読み方(旧) 石高
近江 おうみ ちかつあふみ 78万石
美濃 みの みの 54万石
飛騨 ひだ ひだ 4万石
信濃 しなの しなの 41万石
上野 こうづけ かみつけの 50万石
下野 しもつけ しもつけの 37万石
出羽 でわ いでは 32万石
陸奥 むつ みちのをく 167万石
若狭 わかさ わかさ 9万石
越前 えちぜん こしのみちのくち 50万石
加賀 かが かが 36万石
能登 のと のと 21万石
越中 えっちゅう こしのみちのなか 38万石
越後 えちご こしのみちのしり 39万石
佐渡 さど さど 2万石
伊賀 いが いが 10万石
伊勢 いせ いせ 57万石
志摩 しま しま 2万石
尾張 おわり おはり 57万石
三河 みかわ みかは 29万石
遠江 とおとおみ とほたあふみ 26万石
駿河 するが するが 15万石
伊豆 いず いづ 7万石
甲斐 かい かひ 23万石
相模 さがみ さかみ 19万石
武蔵 むさし むさし 67万石
安房 あわ あは 9万石
上総 かずさ かみつふさ 38万石
下総 しもうさ しもつふさ 39万石
常陸 ひたち ひたち 53万石
大和 やまと やまと 45万石
山城 やましろ やましろ 23万石
摂津 せっつ 36万石
河内 こうち かふち 24万石
和泉 いづみ いずみ 14万石
丹波 たんば たんば 26万石
丹後 たんご たにはのみちのしり 11万石
但馬 たじま たちま 11万石
因幡 いなば いなは 9万石
伯耆 ほうき ははき 10万石
出雲 いずも いづも 19万石
石見 いわみ いはみ 11万石
隠岐 おき をき 5万石
播磨 はりま はりま 36万石
美作 みまさか みまさか 19万石
備前 びぜん きびのみちのくち 22万石
備中 びっちゅう きびのみちのなか 18万石
備後 びんご きびのみちのしり 19万石
安芸 あき あき 19万石
周防 すおう すはう 17万石
長門 ながと ながと 13万石
紀伊 きい 24万石
淡路 あわじ あはぢ 6万石
阿波 あわ あは 18万石
讃岐 さぬき さぬき 13万石
伊予 いよ いよ 37万石
土佐 とさ とさ 10万石
筑前 ちくぜん ちくしのみちのくち 34万石
筑後 ちくご ちくしのみちのしり 27万石
豊前 ぶぜん とよくにのみちのくち 14万石
豊後 ぶんご とよくにのみちのしり 42万石
肥前 びぜん ひのみちのくち 31万石
肥後 びご ひのみちのしり 34万石
日向 ひゅうが ひうか 12万石
大隅 おおすみ おほすみ 18万石
薩摩 さつま さつま 28万石
壱岐 いき ゆき 2万石
対馬 つしま つしま 1万石
近江 美濃 飛騨 信濃 上野 下野 出羽(羽前 - 羽後) 陸奥(岩代 - 磐城 - 陸前 - 陸中 - 陸奥) 若狭 越前 加賀 能登 越中 越後 佐渡 伊賀 伊勢 志摩 尾張 三河 遠江 駿河 伊豆 甲斐 相模 武蔵 安房 上総 下総 常陸 大和 山城 摂津 河内 和泉 丹波 丹後 但馬 因幡 伯耆 出雲 石見 隠岐 播磨 美作 備前 備中 備後 安芸 周防 長門 紀伊 淡路 阿波 讃岐 伊予 土佐 筑前 筑後 豊前 豊後 肥前 肥後 日向 大隅 薩摩 壱岐 対馬
近江
美濃
飛騨
信濃
上野
下野
出羽
陸奥
若狭
越前
加賀
能登
越中
越後
佐渡
伊賀
伊勢
志摩
尾張
三河
遠江
駿河
伊豆
甲斐
相模
武蔵
安房
上総
下総
常陸
大和
山城
摂津
河内
和泉
丹波
丹後
但馬
因幡
伯耆
出雲
石見
隠岐
播磨
美作
備前
備中
備後
安芸
周防
長門
紀伊
淡路
阿波
讃岐
伊予
土佐
筑前
筑後
豊前
豊後
肥前
肥後
日向
大隅
薩摩
壱岐
対馬