今日は何の日?

  • ● 1496年 播磨、備前、美作三国の守護・赤松政則が死去。享年42歳
  • ● 1585年 羽柴(豊臣)秀吉が紀州太田城を水攻めで落とす
  • ● 1613年 江戸幕府奉行衆・大久保長安が死去。享年69歳
  • ● 1496年 播磨、備前、美作三国の守護・赤松政則が死去。享年42歳
  • ● 1585年 羽柴(豊臣)秀吉が紀州太田城を水攻めで落とす
  • ● 1613年 江戸幕府奉行衆・大久保長安が死去。享年69歳

歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」の攻略サイト

この人誰?

武田信重

views : 1474

濡れた手拭で喉の渇きを癒しつつ防戦した蒲生茂綱(がもうしげつな)とは?【マイナー武将列伝】

濡れた手拭で喉の渇きを癒しつつ防戦した蒲生茂綱(がもうしげつな)とは?【マイナー武将列伝】

こんにちは、歴史大好きtakaです。

今回紹介するのは、織田氏の家臣である蒲生茂綱(がもうしげつな)、別名青地茂綱、駿河守です。
一体何をしたのでしょうね?

さっそく行ってみよう。

蒲生茂綱は織田家臣。蒲生定秀の子。青地家の養子となる。北畠家攻めなどに従軍した。のちに森可成らとともに坂本城を守るが、浅井・朝倉連合軍に攻められ戦死した。

目次[非表示]

蒲生茂綱の生まれ

蒲生茂綱蒲生定秀の次男として誕生します。
生年は不明ですがゲーム信長の野望では1535年と設定されています。

母が馬淵氏の出身であったので近江国の国人・青地長綱の養子となりました。

兄弟に蒲生賢秀関盛信の室がいます。

永禄6年(1563年)2月11日付の着到状によると、率いた兵は1,500騎を超えたとされています。

父と同様に六角義治に仕えていましたが、永禄11年(1568年)、織田信長の南近江侵攻により主家の六角家が織田家に降ります。

以降は兄の蒲生賢秀と共に織田勢として伊勢国の北畠家の攻略などに従軍します。

坂本の戦い

浅井氏・朝倉氏が織田氏と敵対します。

先の姉川の戦いにて織田・徳川連合軍に敗れた越前の朝倉家と北近江の浅井家は、野田・福島砦の戦いで信長が窮地に陥ったのを見ると、元亀元年(1570年)9月16日、3万の大軍を率いて坂本口に出陣します。
これに対し、坂本のやや南にあり琵琶湖西岸方面における重要な拠点であった宇佐山城を守っていた信長の弟の織田信治は、森可成蒲生茂綱ら4,000の兵で坂本に打って出ます。
しかし9月19日本願寺顕如の要請を受けた坂本里坊、延暦寺の僧兵達も朝倉・浅井連合軍に加わり織田軍は大敗し、織田信治・森可成が打ち取られてしまいます。

宇佐山城の戦い

9月20日続いて宇佐山城を朝倉・浅井連合軍は二手に分かれ包囲します。

城将を失った織田軍であったが、寡兵ながら士気は高く可成の家臣の各務元正、肥田直勝は防戦に務め猛攻を防ぎます。

そのため宇佐山城を攻略することを諦めた朝倉義景浅井長政はそのまま京都に入ると、醍醐・山科まで進み、周辺を放火している。

蒲生茂綱は休む間もなく激闘を繰り広げた末に壮烈な討死を遂げたが、浅井・朝倉勢が茂綱の首を切り落としたところ、喉から手拭いが転がり落ちてきた。
茂綱は濡れた手拭で口中の渇きを癒しつつ、次々と押し寄せる連合軍の敵兵に対処していたのだった。

T-fileの管理人Takataka

毛利元就が出陣の際、山越えのために用意させた水の補給方法が濡れた手拭だったので、当時としてはよく使う水分補給方法だったのかもしれません。

家督は子の蒲生元珍が継いだ。

信長の野望での蒲生茂綱

ゲーム信長の野望での蒲生茂綱のパラメーターを見てみましょう。

統率 47 (1483 位)
武勇 49 (1412 位)
知略 34 (2093 位)
内政 44 (1620 位)
外政 35 (1967 位)
合計 209 (1983 位)

2200人中の順位です。
全体の能力値合計が下位10%なので偏差値でいうと37くらいです。
1,500の兵を率いているので統率力がそこそこ高く設定されても良いですが、このゲーム内では低めです。

まとめ

いかがでした?

ゲームのアイコンでは紫色の布をかじっていますが、これが「濡れた手拭で口中の渇きを癒していた」逸話から来たのでしょう。
武将の逸話を知ると、よりゲームが楽しくなりそうです。

それでは、今後もマイナー武将列伝の記事をアップしていきますのでよろしくお願いいたします。

参考
蒲生茂綱

記事に登場する武将

信長の野望 徹底攻略の管理人 taka

taka

信長の野望シリーズを「革新」の頃の2005年からプレイ。大河ドラマや歴史小説を読みまくる。明治維新・元寇も好きだが戦国時代が一番好き。
現在フリーランスとしてwebサイトの開発をやっています!よろしく!

公式Twitterはこちら

プロフィールはこちら

ランキングアイコン

[マイナー武将列伝]関連記事一覧

おすすめ記事一覧

ページトップへ

旧国名を見る

閉じる

※地図上にマウスを当ててみてね

※地図上をタップしてみてね

名称 読み方 読み方(旧) 石高
近江 おうみ ちかつあふみ 78万石
美濃 みの みの 54万石
飛騨 ひだ ひだ 4万石
信濃 しなの しなの 41万石
上野 こうづけ かみつけの 50万石
下野 しもつけ しもつけの 37万石
出羽 でわ いでは 32万石
陸奥 むつ みちのをく 167万石
若狭 わかさ わかさ 9万石
越前 えちぜん こしのみちのくち 50万石
加賀 かが かが 36万石
能登 のと のと 21万石
越中 えっちゅう こしのみちのなか 38万石
越後 えちご こしのみちのしり 39万石
佐渡 さど さど 2万石
伊賀 いが いが 10万石
伊勢 いせ いせ 57万石
志摩 しま しま 2万石
尾張 おわり おはり 57万石
三河 みかわ みかは 29万石
遠江 とおとおみ とほたあふみ 26万石
駿河 するが するが 15万石
伊豆 いず いづ 7万石
甲斐 かい かひ 23万石
相模 さがみ さかみ 19万石
武蔵 むさし むさし 67万石
安房 あわ あは 9万石
上総 かずさ かみつふさ 38万石
下総 しもうさ しもつふさ 39万石
常陸 ひたち ひたち 53万石
大和 やまと やまと 45万石
山城 やましろ やましろ 23万石
摂津 せっつ 36万石
河内 こうち かふち 24万石
和泉 いづみ いずみ 14万石
丹波 たんば たんば 26万石
丹後 たんご たにはのみちのしり 11万石
但馬 たじま たちま 11万石
因幡 いなば いなは 9万石
伯耆 ほうき ははき 10万石
出雲 いずも いづも 19万石
石見 いわみ いはみ 11万石
隠岐 おき をき 5万石
播磨 はりま はりま 36万石
美作 みまさか みまさか 19万石
備前 びぜん きびのみちのくち 22万石
備中 びっちゅう きびのみちのなか 18万石
備後 びんご きびのみちのしり 19万石
安芸 あき あき 19万石
周防 すおう すはう 17万石
長門 ながと ながと 13万石
紀伊 きい 24万石
淡路 あわじ あはぢ 6万石
阿波 あわ あは 18万石
讃岐 さぬき さぬき 13万石
伊予 いよ いよ 37万石
土佐 とさ とさ 10万石
筑前 ちくぜん ちくしのみちのくち 34万石
筑後 ちくご ちくしのみちのしり 27万石
豊前 ぶぜん とよくにのみちのくち 14万石
豊後 ぶんご とよくにのみちのしり 42万石
肥前 びぜん ひのみちのくち 31万石
肥後 びご ひのみちのしり 34万石
日向 ひゅうが ひうか 12万石
大隅 おおすみ おほすみ 18万石
薩摩 さつま さつま 28万石
壱岐 いき ゆき 2万石
対馬 つしま つしま 1万石
近江 美濃 飛騨 信濃 上野 下野 出羽(羽前 - 羽後) 陸奥(岩代 - 磐城 - 陸前 - 陸中 - 陸奥) 若狭 越前 加賀 能登 越中 越後 佐渡 伊賀 伊勢 志摩 尾張 三河 遠江 駿河 伊豆 甲斐 相模 武蔵 安房 上総 下総 常陸 大和 山城 摂津 河内 和泉 丹波 丹後 但馬 因幡 伯耆 出雲 石見 隠岐 播磨 美作 備前 備中 備後 安芸 周防 長門 紀伊 淡路 阿波 讃岐 伊予 土佐 筑前 筑後 豊前 豊後 肥前 肥後 日向 大隅 薩摩 壱岐 対馬
近江
美濃
飛騨
信濃
上野
下野
出羽
陸奥
若狭
越前
加賀
能登
越中
越後
佐渡
伊賀
伊勢
志摩
尾張
三河
遠江
駿河
伊豆
甲斐
相模
武蔵
安房
上総
下総
常陸
大和
山城
摂津
河内
和泉
丹波
丹後
但馬
因幡
伯耆
出雲
石見
隠岐
播磨
美作
備前
備中
備後
安芸
周防
長門
紀伊
淡路
阿波
讃岐
伊予
土佐
筑前
筑後
豊前
豊後
肥前
肥後
日向
大隅
薩摩
壱岐
対馬