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南部家から秋田県比内を奪還！嘉成重盛（かなりしげもり）とは？【マイナー武将列伝】
こんにちは、歴史大好きtakaです。
今回紹介するのは、秋田の国衆・嘉成右馬頭重盛（かなりうまがしらしげもり）、別名・嘉成貞清です。
2022年現在wikipediaが作られていないほどの生粋のマイナー武将です！
一体何をしたのでしょうね？
さっそく行ってみよう。
目次[非表示]
嘉成重盛の生まれ
嘉成氏は秋田県の阿仁川、小阿仁川流域を支配した在地の国衆で、戦国期に安東愛季の代頃に安東家の勢力下に入りました。
嘉成氏は「阿仁衆」と呼ばれています。
嘉成重盛の生年はわかりませんがゲーム信長の野望では1536年と設定されています。
米内沢城
嘉成重盛は北秋田市米内沢字倉ノ沢にある米内沢城の城主でした。
おそらくこの城は代々嘉成氏が城主を務めていたようだ。
嘉成重盛の活躍
嘉成氏は、安東家臣として比内から阿仁に侵攻する南部氏と仙北戸沢氏に備える役割を担っていました。
天正１７年（1589年 嘉成重盛が53歳頃）、南部・秋田（安東）両氏が比内（大館館）を争い、嘉成重盛が南部方の萱森判官を討った家臣の奈良岡惣五郎の軍功を賞し秘蔵の馬を与えています。
また嘉成重盛が奈良岡惣五郎に対し、阿仁塚之台の戦いにおける戦功を賞する記録も残っています。
1590年、嘉成重盛は「湊騒動」で比内の奪還に成功しますが、南部軍との戦で討死します。
その後嘉成氏は米代川中流域まで勢力を拡大していくことになりました。
信長の野望での嘉成重盛
ゲーム信長の野望での嘉成重盛のパラメーターを見てみましょう。
統率 49 (1385 位)
武勇 29 (2120 位)
知略 55 (1207 位)
内政 37 (1900 位)
外政 43 (1672 位)
合計 213 (1956 位)
2200人中の順位です。
これは武勇ひっくいわ。
東北の武将は歴史的な事象が少なかったので、資料も少なく全体的にパラメーターが低く設定されています。
本来の彼は武功を立てているようなのでもう少し優秀であったでしょう。
まとめ
いかがでした？
いつも記事書く際はネットで調べるのですが、嘉成重盛はかなり資料が少なかったです。
地元の小学生か中学生が作った地元マップみたいなPDFファイルがいくつか見つかり、その中に嘉成重盛の名前が見られたので地元では言い伝えとかが残っているのでしょう。
それでは、今後もマイナー武将列伝の記事をアップしていきますのでよろしくお願いいたします。
