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家康はなぜ松平から徳川に改姓したのか?【メジャー武将列伝】
こんにちは、歴史大好きtakaです。
今回は家康がなぜ松平から徳川に改姓したのか、その狙いについて書いていこうと思います。
一体何をした人なんでしょうか?
それでは行ってみよう。
徳川家康
江戸幕府の創始者。広忠の子。桶狭間の合戦後に自立。織田家との同盟、豊臣家への従属を経て勢力を拡大する。関ヶ原合戦で勝利を収め征夷大将軍となった。
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徳川家康が、もとは松平という姓だったことはよく知られています。
そして江戸時代になってからも徳川の親戚には多数の松平家があった。
松平と徳川とはどういう関係なのだろうか?
「松平」は、三河(愛知県)地方の土豪の名である。
それが家康の先祖で、由緒正しい源氏の末裔でもなんでもなかった。
本来なら家康は征夷大将軍になどなれる家柄ではなかったのだ。
家康がどの時点から天下を意識していたかはよくわからないが、今川の人質から解放され、三河の領土を安定させるため一向一揆平定に乗り出す直前の永禄9年(1566年)に、徳川姓に変えている。
この「徳川」という姓は、源氏の一門である新田義貞の末裔とされていた。そういう系図をでっち上げたのである。
改姓といっても、自分で「今から自分は徳川だ」と宣言するだけではダメで、朝廷の許可が必要だった。
当時の天皇である正親町天皇より「清和源氏の世良田氏が三河守を任官した前例はない」と一度は拒否されるも、家康は三河国出身で京誓願寺住持だった泰翁を介して関白である近衛前久に相談する。
近衛前久は、吉田兼右が万里小路家で先例に当たる系譜文書「徳川(根元は得川)は源氏だがもう一つの流れに藤原氏になった例がある」を発見し写しが譲渡され申請に使用した。
この甲斐があり、従五位下三河守という官位とともに徳川姓を認めてもらう。
これにより、三河平定も朝廷が認めた行為となったのである。
この時点で家康が源氏の末裔の徳川を名乗ったのは三河領民に対し、自分をえらく見せるため、要するに箔をつけるためという程度のことだったとみるのが自然だろう。
ともあれ、この時点で源氏となっていたことで、後に将軍になる際、スムーズにことが運んだのは確かである。
なお、家康はその後、将軍になる直前、同じ源氏でも、新田系ではなく、足利系と名乗るようになり、今度はその系図を作り上げている。
まとめ
いかがでした?
ぶっちゃけ戦国時代は、家康だけでなく全国の大名が自分の系譜を改竄し、名誉ある血筋に変えていました。
その中でも
それでは、今後もメジャー武将列伝の記事をアップしていきますのでよろしくお願いいたします。
参考
ここが一番おもしろい!戦国時代の舞台裏
徳川家康